ピアノの教材って、たくさんありますね!
みなさん、こんにちは。
徳川ミュージックアカデミー、サックス講師の宮本です。
今回は教材の色々について考えてみようと思います♪
ピアノを習っている方が多いのでピアノ教材を例にして行きましょう!
サックス講師ですが、一応幼少期にエレクトーンを習いはじめ、並行してピアノを大学受験までは続けていました。
ピアノの講師よりは客観的に考えられる・・・かも?
定番教材?!バイエル、ツェルニー、ハノン・・・・
私が幼少の頃・・・30年以上前ですね(笑)
定番だった教材が、バイエル、ツェルニー、ハノン・・・
3歳からはじめたレッスン。いつからか、とても嫌いでした。
ピアノ講師が自宅まで出張してくるので、サボることも出来ません。小学生の時は必死に遠回りして帰宅を遅らせていました(笑)
とても覚えているのが・・・
間違えて叱られたこと、先生が怖かったこと、そして、楽しくなかったこと😅
レッスンの終わりに歌をうたうのですが、ディズニーの曲が多く、こちらは大好きでした。今でも歌詞や挿絵を覚えています。
ピアノはイヤイヤのまま続けていたので、とっても上達が遅かったです。
サックスをはじめたのは中学生の時。熱心で楽しく、話しやすい先生で大好きで、自分から意欲を持って音楽に向かうようになりました。
やっとリズムを理解し、楽譜が読めるようになったのはこの頃です。
今でも、ピアノは苦手です・・・大した理由もなく、昔の記憶でなんとなく(笑)
習い事として音楽をはじめる最初の楽器、そこで出会う講師の考え方がとても大事ですよね。
さて、教材に戻ります。
私が30年前に使っていたバイエル。調べてみたところ、19世紀中頃の教材だそうです・・・・。
ディズニー、ファミコン、ジェニーちゃん・・・の時代に19世紀の教材??今考えると、ぞっとしてしまいます。
ディズニーの曲を踊りながら歌う子供にとって、古典的なクラシックの教材では、魅力的に聞こえなくて当然だったのかもしれません。
では、どんなピアノの本だったら楽しくピアノに向かってくれるのでしょうか?
流石に今は・・・子供達が、楽しくピアノと関われるよう考えられた教材が販売されています。
ざっと調べただけでも・・・
「ピアノひけるよ!」「ぴあのどりーむ」「ピアノランド」「なかよしピアノ」「ピアノスタディ」・・・導入期の教本だけで30種類近くありました!
その中で、良さそうな本を比較してみました。
例えば・・・
右手でドレミを覚えてから左手へ移行していくもの・・・は、スムーズに進みやすく、やる気も上がりやすいですね。ただ、後から出てきた左手を難しく苦手に感じてしまう子と、あまり気にせず左手に向かえる子がいます。
では、はじめから両手を使うもの・・・は、指を動かす順番を左右で混同してしまう子がいるかもしれませんが、両手を使って弾くのが当然と思い、左手への抵抗はないでしょう。
カラオケCDがついているもの・・・は、共同作業が好きな子には楽しく取り組みやすいですが、マイペースな子にとっては窮屈に感じるかもしれません。
また、海外のものですと、ドより以前に、グーで押してみよう!みたいな体型的な導入のものもあります。だいたいそういう教材は、講師の指導用の本が別冊であるので、保護者さんからしたら???な教材に見えるかもしれません。
徳川ミュージックアカデミーでは、決まった教材は使っていません
好みも性格も違う子供達に、一律に共通のものを与えるのは違和感を感じませんか?
好きも嫌いも感覚だけで発言できる年齢だからこそ、その意見を聞き取って、それぞれに合うものを考えてあげるべきだと思っています。
同じ年齢の子が、こんな教材を使ってるのに・・・とか、
周りに比べて進みが遅いのではないか、とか・・・
保護者さんの立場から気になることはあると思いますが、ご心配なことがあったら是非先生にお気軽に相談してみてくださいね!
ちなみに・・・
ピアノ以外の楽器は、導入用の教材なんてほぼありません!
ピアノが1番身近な楽器であることの表れですね♪