子供の頃からピアノをやると良い3つの理由

 こんにちは。

 名古屋にある子供向けの音楽教室、徳川ミュージックアカデミー ドラム講師の伊藤明生です。

 

 みなさまは子供の頃にピアノを習われていたでしょうか?昔からピアノは定番の習い事でしたが、いまでも不動の人気を誇っており、音楽の講師をやっている私からすると、とても嬉しく思います。

 

 ではなぜ、数ある楽器の中でピアノが圧倒的な人気を誇っているのでしょうか...? 

 

 そこで、今回のテーマはズバリ!!

子供の頃からピアノをやると良い3つの理由!

 これはなかなかのビックテーマですね。

 

 先に申しておきますと、私自身は幼少の頃にピアノを習っていなかったのですが…汗。ピアノを習い始めたのは、高校生の時で、この頃にはもうすでにドラムを4,5年やっていて、より音楽的な知識やスキルを身につけたいと思い、自主的に習い始めました。

 

 なので、比較的遅い時期からピアノを始めたからこそ感じること、そして、これまで講師という仕事をやってきて思ったことや、周りのミュージシャン仲間を見ていて感じたことを私なりに考えてまとめてみました。

 

 ただ、これはあくまでも個人的な考えですので、あしからずm(__)m

ではまずピアノを習うと良いことを上げてみましょう!

  • 音感が身に付く
  • リズム感が身に付く
  • 読譜力が身に付く
  • 歌心が身に付く
  • 表現力が身に付く
  • 指先が器用になる

 

 ざっとこのぐらいでしょうか?

 これらのほとんどは、音楽の重要な要素ですね。

 

 そもそもピアノは音楽の3大要素である、『メロディー』『ハーモニー』『リズム』を全て兼ね揃えているので、音楽の基盤を作るにはもってこいの楽器なんです。

 

 ということで、まず1つ目の理由は、

総合的な音楽センスの基盤を作るために最適な楽器だから

 もうこれだけでも十分な理由かと思いますが、あとはプラスαというところで。

 

 私はこれまで、多くの大人の方へもドラムのレッスンを行ってきたのですが、過去(子供の頃)にピアノを習っていた人は先に述べた音楽の基盤作りができているため、ドラムをやるのが初めてでも、そうではない人に比べて、ストレスなくドラムをマスターしていくように感じます。

 

 ということで、これが2つ目の理由、 

音楽の基盤作りができているので、将来的に他の楽器を始めた時も、習得がしやすくなる

 ちなみに、Wikipediaの言葉を引用すると...

 

「ピアノは、汎用性の高い楽器であることから、演奏目的として使われるのはもちろんのこと、音楽教育、作品研究、作曲などにも広く用いられている。そのためピアニストに限らず、他楽器奏者、声楽家、作曲家、指揮者音楽教育者などにも、演奏技術の習得を求められることが多い。保育士試験、小学校教員採用試験などでも必要とされている。」

 

 あとひとつ、それは、作曲や編曲をするときに有利ということ。

 世の中の楽曲の99%にはハーモニーがあるかと思います。音楽の重要な要素であるメロディーやリズムは、管楽器や歌でもつくれますが、ハーモニーは一人ではつくれません。

 そのため、いざ自分で作曲をしてみようと思った時に、ピアノが弾けないと、これは結構大変です。

 将来、学校などで本格的に音楽理論を勉強するときに、ピアノが弾けた方が理解力も高まるし、勉強した事をすぐに実践に移すこともできます。

 ちなみに、ハーモニーを表現する手法として、「コード」(和音)というものが存在するわけですが、身近な楽器で「コード」を表現しやすい楽器は、ピアノとギターです♪

 

 ということで、これを3つ目の理由にしたいと思います、

自分で作曲や編曲をやりたいと思った時に、ピアノが弾けるととっても便利

 まとめますと、子供の頃にピアノをやっておくと、将来音楽の道に進まなくても、大人になって音楽をもっと楽しみたいと思った時に障壁が低く、入りやすくなる。

 

 ということですね(^_^)

 

 ちなみにですが、私が留学していたアメリカのバークリー音楽大学で教鞭をとっている教授達は、ほとんど皆、ピアノが弾けていました。しかもお上手。

 

 やっぱり日常的に音楽があるお国柄ですので、自然とそうなるし、スーパーミュージシャンも生まれやすいのでしょうね。笑

 

 日本を、、いや名古屋を、、いやまずは東区を、、音楽を楽しむことが日常的にありふれている街にしていきたいですね。