こんにちは。
名古屋にある子供向けの音楽教室、徳川ミュージックアカデミー ドラム講師の伊藤明生です。
さて今回はバンドの中でのドラムの役割について。
ドラムって音楽には欠かせない楽器で、特にポップスやロック、そしてジャズなど、現代の音楽ではほとんどの曲でドラムが入っていますよね♪
では、みなさんに一番馴染みにのあるポップスを例にして説明したいと思います。
まずいわゆるJ-POPと呼ばれているジャンルの音楽を演奏するときに、ドラマーとして求められる役割が2つあります。
ドラマーとして求められる2つの役割!
1. リズムをキープして他の楽器が心地よく演奏できるように、バンド全体のサウンドの土台となる
2. 曲にダイナミクス(強弱)をつけて、バンド全体のサウンドを盛り上げる
この2つが最も重要なポイントです(^_^)
ではこれらをどうやって表現していくかといいますと、まず一つ目のリズムキープについて。
リズムの基本【8ビート】
まずは、リズムの基本である8ビートです。
おろらくドラムをやる人のほとんどは、このリズムパターンを一番叩くことが多いかと思います。
ドラムをやったことがない人でも、もしかしたら8ビートという言葉は聞いたことあるかもしれませんね!
聞いたことがない人は、8ビートってなーに?って感じだと思いますが。笑
でもこれは文章で言い表すのがとても難しい。。汗
ちなみにリズムを歌ってみると、【ドチタチ・ドドタチ】←こんな感じでしょうか。
例をだすと、GReeeeN《キセキ》、いきものがかり《ありがとう》などなど。
とにかくポップスの曲で最も使用されているリズムパターンです。そしてもう一つの役割!
曲を盛り上げる【フィルイン】
ポップスの曲などは、一般的に【Aメロ→Bメロ→サビ...】といった感じで曲が進んでいきます。
それぞれのセクションの移り変わり(とくにサビ前)は、曲に変化が欲しいところですよね。
そこでドラマーが、「ドカドコドカドコ〜!」と盛り上げていくとこで、曲全体に変化が生まれていくんです。
これをドラマーの間では、フィルインと呼びます。
※これらはゆくゆく動画を貼って説明していきたいと思いますので、少々お待ちくださいm(__)m
ドラマーの役割まとめ!
1. 8ビートというリズムを叩いて、バンド全体のサウンドの土台を作りリズムをキープする
2. サビ前など、曲に勢いをつけたいときに、ドラムがフィルインを叩いて、曲を盛り上げていく
こうやってきくと、なんかドラムってバンドの中ですごく重要な働きをしているイメージが湧いてくるかもしれませんが、まさにそうなんです。
世の中にはいろいろなバンドがありますが、そのメンバーの中でバンドをまとめている人って、ドラマーが多かったりするんです。
ぜひ、将来いろいろな分野でリーダーになる子供達にはドラムも経験してもらいたいものです(^_^)